2011/05/18

被災地へ贈り物 井上雄彦氏(SLAM DUNK作者)

最近SLAM DUNKを知らない世代が出てきてるんですよね。知らない子もいるかもしれないけど、
読めばきっと面白ってことが分かるはず。
そしてこの漫画家がいかに偉大なお方か、一回り上の人に聞けば分かるはずさ。俺誰だよ(笑)



以下引用:
東日本大震災:スラムダンク色紙に奮起、再起目指す…女川

東日本大震災で被災し、全国大会出場を逃したミニバスケットボールチーム「女川フィーバーエンジェルス」(宮城県女川町)を勇気づける支援の輪が広がっている。交流があったチームから義援金や救援物資が届いたほか、バスケットボール漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」を描いた人気漫画家の井上雄彦氏から色紙やボールが贈られた。最後まであきらめない漫画の主人公・桜木花道を思い浮かべ、チームは再起を目指す。

エンジェルスには同町の女川一小、二小の児童12人が所属。埼玉県で3月に開催予定だった全国ミニバスケットボール大会への初出場を控えていた。
しかし子供たちは津波で家族を失ったり、自宅が流される被害を受けた。監督の高橋馨さん(41)は「生きるのに精いっぱいで、大会どころじゃない」と出場を断念。大会そのものも中止になった。
避難所生活のつらさに、全国大会に出られなかったショックが重なり、子供から笑顔が消えた。

同県石巻市でボランティア活動をしていた元プロバスケットボール選手の熊谷渡さん(29)とコンサルティング会社経営の長尾彰さん(35)がチームの窮状を知り、プロ選手との練習を企画。独自に支援活動をしていた井上さんにツイッターで呼びかけた。井上さんは「僕にできるのは漫画を描くこと。できることがあれば言ってください」と快諾。先月下旬、漫画の主人公を描いた色紙やボールを託した。

子供たちが震災後、石巻市内で初めて練習を再開した今月3日。熊谷さんらから、井上さんの色紙などを手渡された子供たちは、体育館を元気いっぱい走り回った。

自宅が津波で流され、今も避難所生活を続ける女川二小4年、浜田静里奈さん(9)は「また、みんなでバスケをやりたい」と笑顔を見せた。高橋監督は「地元での練習はまだできないが、支援してくれた方への恩返しとしても子供たちの全力プレーを見せたい」と意気込んでいる。


引用終わり
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20110518k0000e040040000c.html